





日本とベトナムの外交関係樹立50周年記念の一環として、「ストリートフード・ハーモニー」と題されたこのプロジェクトは、特に両国の「食」にフォーカスし、両国間の類似性や親和性を示すものとして催されます。日越両国のシェフ3人により、日越友好を表す新しいフュージョンレシピが開発され、本ウェブサイトで公開・投票を行います。11月12日に開催されるハノイ日本祭り2023では、シェフ1人につき1品、多くの票を集めた料理が来場者に提供されます。さらに、すべてのレシピはe-Bookとしてオンライン上で公開される計画です。




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料理リスト

料理研究家

ベトナムのストリートフードの「焼きライスペーパー」を日本のお好み焼きの味付けで。ライスペーパーに卵、干し海老、炒めたひき肉、青ねぎなどを乗せてカリカリに焼きます。最後に、マヨネーズと組み合わせたお好み焼きソースをかけて食べたら最高の味わいになります。

とてもシンプルな材料で作る、日越コラボ料理。炊いたお米でおにぎりを作って焼き、表面にヌックマムダレ(ヌックマム、砂糖)を塗って仕上げ、すでに馴染みのある料理をさらにおいしく体験できます。

シェフ

さつま芋とタラのコロッケに日本の味噌を組み合わせたこの料理は、両国にとって馴染みがありながら、それぞれの国へのインスピレーションを呼び起こすユニークな味わいが特徴です。

ベトナムでとれた新鮮なスズキを、日本名物の「カツサンド」としてピリ辛のとんかつソースでコーティングしたこの料理は、温かい「家庭料理」としての味わいが魅力です。

シェフ

エビのすり身にシソの香りを加えた具材を、スライスしたベトナム産レンコンで挟み、日本の天ぷら粉をまぶして揚げます。栄養価が高くて美味しい、カリカリの揚げ物の出来上がりです。

ベトナム人も日本人も大好きな鶏もも肉の串焼きに、辛味噌だれを付けて和風に仕上げたこの料理は、ビールのおつまみとしてもぴったりです。

Ebook
“シェフによるすべてのレシピと詳細な調理は、ストリートフードイベントの電子ブックで更新されます 。“ ここを見てください。
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シェフのプロフィール
料理研究家
料理研究家 伊藤忍は、フードコーディネーターとして、雑誌・広告の料理企画、食品メーカー向けメニュー開発などを日本で手がけたのち、2000年にベトナム・ホーチミン市へ移住。料理研究のかたわら、当時ベトナムではまだ珍しい隠れ家カフェ&料理教室の立ち上げに全面参加。2004年より、日本にてベトナム料理研究家として活動し、現在は東京渋谷区でベトナム料理教室を主宰。「毎日ベトナム料理に関わる私にとっては、このプロジェクトに関われる事は、私の仕事(活動)の集大成的な思い」と 語っています。

シェフ
2軒の現代日本食レストランの共同創設者として知られて、ベトナム全土の高級リゾートで日本料理の料理長を務めてきたLâmシェフ。14年の経験を積む中で、日本料理とベトナム料理の伝統的な食材を組み合わせることで新たな味を創造してきました。両国の共通の食材を使用してお互いの親近感を生み出すことに焦点を当て、料理から文化に至るまでお互いを深く理解することをメッセージとしてこのプロジェクトに参画しています。
